untrodden

作詞で躓くと「ここが限界なのではないか」と絶望の淵を見ることはある。
使い古された言葉の組み合わせ。私らしさと言えれば聞こえは良いのだろうが、そんなもんじゃない。表現の果て。創造の欠如。
限界はどこにあるのだろう。


全人類にとって未踏の表現、なんて漠然とした/途方もないモノを目指しているわけではない。
ただ「私らしさ」から逸脱した、私にとっての未踏の地を臨めるなら。自分自身をも驚かせられるような表現を生めたら。
少なくとも不可能ではないのだ。そういう喜びには何度も遭遇している。この2年で。


限界なんてない。そう言い切るのは簡単で。
めげずに模索し続けて、何かを掴めれば。はじめて妄言ではなくなるのだろう。