downpour

機械だから歌える歌がある。感情が、呼吸が欠落しているからこその歌声が。
速すぎて聴き取れないソノ雨ハ音モ無クでは、それなのにミクの悲鳴が切々と胸に迫ってくる。


君ガ望ムノナラソレガ罪ダロウト
贖罪と。

アノ雨ヲ巻キ戻シテクレナイカ、、、
悔恨と。


タイトルに反して、雨は土砂降りのようだ。
いついつまでも降り注ぎ、止むことはないのだろう。そこに悲しみがある限り。