2011-07-14 amorous 楽曲 夢少女のリンの声は何とも特徴的だ。 レトロな曲調に同調してしっとりと歌い上げることはせず、少女の危うさを香らせる。 歌詞の小難しさと散文的な視点も良い役目を果たしている。この少女は掴み所がない。 色彩褪せた恋文に 空回る風車 其れは、遠いいつかに終わってしまった話。 口唇が花を摘む 宵の中 ほんの僅かにちらつかせる無邪気な色香が、暗闇に浮かび上がる。