2013-02-28 warning 楽曲 ゆめくらげ氏のターミナルは、その警告音めいたイントロからして引きずり込まれる。 そこに鼓動のような低音が加わり。高まっていく緊張感。 突然、ぶわっと押し寄せる波に攫われそうになりながらも、警告は続く。 ピアノが容赦なく胸を叩く。耳を澄ませと。一つ残らず聴き取れと。 瞳孔を広げた夜が 碧錆びた言葉で黒を隠すから 麻酔が冷めるまで 耳鳴りで優しく囁いて 最後に聴くのは、頭上の微かな星のようにチカチカと瞬きを繰り返す音色。 甘く響きを残す耳鳴りのように。