blue-gene
センチメンタル・アンドロイドに引き続き、heartsnative3からトランジスタの道化団シリーズ第3弾が投下されました。
今回はアルバム6曲目、寡黙な旧型機械ガトーの過去の物語。
動画はこちら、歌詞はこちらからどうぞ。
■character
〈科学者〉
とある目的のために不法投棄された旧型機械を回収し、
「人間のキオクを機械のカラダに移す」実験を繰り返しているマッド・サイエンティスト。
〈ガーネット〉
常に科学者の傍らに立ち続ける赤毛の少女。
18号のことを気にかけている。
〈電子の少女〉
電子空間に散らばる何者かのキオク。
〈18号〉
科学者による実験の18体目の被検体にして唯一の「完全な」成功体。
擬似声帯を破損しており、声を発することができない。
■outline
「あの子は必ず甦る。全てはその未来のためにある」
科学者の孤独な実験の果て、18号は彼女のキオクを受け継ぎ、やがて目を覚ました。
「あなたが羨ましいような気がする。……ほんの少しだけ」
悲しげに、それでも労わるように微笑みかける少女に、18号は恋をした。
これは18号が、いずれ仲間たちに「ガトー」と呼ばれる理由となる、今となっては切れぎれの物語。