eve

それは彼女が彼女として産まれ落ちる前夜の物語。


なんて単純で実直な歌なんだろう。
「響いて」
そんなまっすぐな想いで、届けと祈るように歌って。
それでも軽やかな音の数々が、星のように瞬くから。胸の内を掻き鳴らすようにギターが叫ぶから。
決して凡庸ではない輝きを持った曲に成る。


「私の感情が産声をあげた」
恋を知り、夜は明けて、彼女は産まれた。