guardian

アルバムトランジスタの道化団から、狛犬の双音が動画として投稿されました。
呪術的なフレーズをこれでもかと散りばめることを目的に据え、ゴリゴリと組み立てた一作です。華美で絢爛、ド派手な打ち上げ花火のように。ikaさんも仰っているように、「夏の終わりにどうぞ」。
動画はこちら、歌詞はこちら


■character

かつては人里だったが、今となっては誰も足を踏み入れぬ山奥にある神社。
人が丹精込めて創り、命を吹き込まれた対の狛犬は、取り残された後もずっと護っている。
神社と、御神木である櫻木を。


■story

「僕等」はずっと双りきりで待っていた。
人が此処に帰ってくる日を。櫻が再び咲き乱れる春を。


待っているだけでは駄目なのだと、彼女はある予言を齎した。
だから僕等は往く。手に手を取って番の狛犬は往く。
真夜中の神社を飛び出し、春を迎えに往く。