2010-12-14 metronome 楽曲 エレクトキタニカ。のメトロノオム。は出だしから独自の世界観へと突き落とされる。 息苦しいような、頭が痛くなるような。重い、という感覚だろうか。そのくせ地に足が付いていないかのような浮遊感。 何処に居るのか、何処に行けばいいのかわからない迷子になる。 迷子なのは“私”の自意識なのだ。 歌詞を読んでも突き放される。意味を理解しよう、と正しく向き合っても応えてはもらえない。 ただ刻まれていくリズムに心を寄せる以外、この曲を愛する方法なんてないのかもしれない。